仙台市泉区の歯医者 まつざき歯科医院の院長です。
大震災後 しばらくしてから 罹災証明書をお持ちになる方が急増したことを以前ブログにアップしました。
6月までは 罹災証明書がなくても自己申告により窓口での自己負担金が0円でしたが、7月からは一部負担金免除の証明書がない限り、1~3割の負担金が発生するようになりました。
罹災証明書では”全壊”扱いでも 借家のため 負担金の免除にならなかったり、”一部損壊”の判定のため負担金が発生したり、会社の保険組合等によっても差があるようです。
また 一部負担金免除の証明書が手に入ったということで 来院する方もいらっしゃいます。
あまり 緊急性はないものの前々からチョッと気になっていたところがあるので 窓口が無料のウチに…という感じです。
手遅れになると 治療が大がかりになってしまい 医療費が大きくなってしまうことを考慮して 予防に力を入れて全体としての医療費を低く抑えようという考えもありますが、歯科の場合はどうしても”詰めたり、被せたり”したことに対する医療費のウェートが大きいので なかなか予防中心にシフトすることは難しいようです。
インプラントに代表されるように モノや材料に掛かる費用が大きいことが問題なのでしょうね?
我々 歯科医療に従事する者としては 「〇〇しないと大変なことになりますよ!」 という”脅し”ではなく、正しい知識を患者さんに知らせて 身体の健康を保つための意識と行動を実行して頂けるように導いていけると良いのですが…
(但し、患者さんの”歯に対する価値観”が様々なのも難しいところです。)
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