サイエンス

山中教授

 仙台市泉区の歯医者 まつざき歯科医院の院長です。

 「成熟した細胞を 多能性を持つ状態に初期化できること」 人工多能性幹細胞(iPS細胞)でノーベル医学生理学賞を受賞した山中伸弥教授ですが、その人生や人間性にスポットが当てられていますね?
 
 中学・高校時代に柔道で10回異常も骨折したことがきっかけで整形外科医を目ざしたこと、研修医時代に手術の手際の悪さから「ジャマナカ」とあだ名されたこと、研究費を捻出するために京都マラソンを完走したこと、受賞の電話は洗濯機の修理をしていたときだったこと ”iPS細胞”の”i”を小文字にしたのは”iPad”のように世界に広まって欲しいから命名したこと等々・・・
 記者会見の際、夫人と同席で 「家族に感謝している」とコメントしていたことも印象的でしたね?

 最初の成果の発表から6年余りでの異例のスピード受賞には 拒絶反応の少ない再生医療や難病の仕組みの解明などに対する臨床への応用の期待が込められているのでしょう。
特許を取ったことに関して 「独占させないように」「研究がスピードアップするように」という考えからというのには感動しました!

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神の粒子

 仙台市泉区の歯医者 まつざき歯科医院の院長です。

 「神の粒子」とは物質の質量の起源とされる「ヒッグス粒子」のことです。
物質を構成する素粒子のうちで 唯一 発見されていないモノで 他の素粒子に質量を与える役割をしていると考えられています。
宇宙の始まりとされているビッグパン直後では すべての素粒子は光速で動き、質量もゼロの状態ですが、温度の低下に伴い、素粒子が質量を獲得し現在の世界ができたと考えられているようです。
素粒子が質量を得る仕組みは 世界が”ヒッグス場”に満たされているためだと考えられています。
”ヒッグス場”とはプールや海のようなモノだと考えるとわかりやすく、つまり 我々が水の中では動きにくいのと同じように ヒッグス場での素粒子はその抵抗によって動きにくくなり、速度が遅くなります。この状態を「質量を持った」ととらえられているようです。
 実験も 陽子同士を光速近くまで加速させた上で正面衝突させると、1兆回に1回ほどヒッグス粒子が生まれると云うモノですから これまた大変そうです。

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ノーベル賞

 仙台市泉区の歯医者 まつざき歯科医院の院長です。
 

 医学・生理学賞の最有力といわれていた「iPS細胞」を作製した山中伸弥京都大教授でしたが、残念ながら選ばれませんでした。
マウスの実験等では その有効性が証明されて画期的であることは間違いないのですが、「まだ早い」のでしょうかね?イメージ的には 今現在のタイムリーな理論に対してよりも 現在の生活に有用な過去のモノに対してのウェートが高いように思われます。でも将来的には 山中教授がノーベル医学・生理学賞を受賞できるものと信じています。

受賞したのは 免疫機能の解明に貢献した、米スクリプス研究所のブルース・ボイトラー博士、フランスのストラスブール大のジュール・ホフマン教授、米ロックフェラー大のラルフ・スタインマン博士(68)の3人でした。
そして驚くことに ラルフ・スタインマン教授は9月30日に死去していたとのこと! 

 4日に物理学賞、5日に化学賞、6日に文学賞、7日に平和賞、10日に経済学賞の受賞者が発表されます。
今週は ノーベル賞ウィークといったところです。
”日本人受賞”という朗報が届くと良いのですが…

授賞式は 平和賞だけがスウェーデンのストックホルムではなく ノルウェーで行われるというのは よくクイズにも出ますよね? 

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ニュートリノ

 仙台市泉区の歯医者 まつざき歯科医院の院長です。

 ニュートリノの速度が光速より速いことを実験で示唆されたとの発表がありました。以前にもそのような実験結果が出たことがあったようですが、測定誤差の範囲内だったようです。
今回は 誤差の範囲を超えて光速より速いという結果だったようで そうなると「物質は真空では光より速く移動することができない。」というアインシュタインの特殊相対性理論と矛盾することになるようです。
もしこの結果が事実だとすると タイムマシンも実現するかも…と話題になっています。

 今回は 他グループの実験による検証を求めるために発表に踏み切ったようです。

 ちなみに ニュートリノには以下のような特徴があるようです。
1.物質を構成する素粒子の一つで 宇宙の何処にでも存在する
2.電気的に中性で物質を透過しやすく、その際ほとんど速度が落ちない
3.質量が極めて小さいために検出が非常に難しい(そのため、”幽霊素粒子”とも言われる) 等々…

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宇宙の渚

 仙台市泉区の歯医者 まつざき歯科医院の院長です。
 

 本日のNHKの「宇宙の渚」は 良かったですね!
”オーロラ” ”流星” ”スプライト”の映像が流れましたし、宇宙ステーションからのライブは新鮮でした。
宇宙飛行士にとって貴重な休日にも関わらず、古川聡さんがカメラを回して 月の入りの様子を見せてくれました。
”スプライト”に関しては 初めて知りました! 
活発な雷雲の上にほんの一瞬だけ現れる、宇宙に向けて駆け上がる発光現象のことのようですが、そのバリエーションも様々です。撮影を可能にしたのは NHKの宇宙用超高感度カメラのお陰のようです。
 是非 一度 ご覧になってみて下さい!
 

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周期表

 仙台市泉区の歯医者 まつざき歯科医院の院長です。
 

「一家に一枚 周期表」 元素周期表のことですが、ウチには3枚あります。(別に自慢しているわけではありませんが…)一枚は壁に貼ってありますし、一枚はラミネートして自分のPCデスクに立てかけています。(もう一枚は予備に保管してあります。)
 大学受験の時には語呂合わせで覚えましたが、その後にも新たに発見された元素もあるようで 一番 謎なのが原子番号113の元素(名前無し)です。
2004年7月23日に日本の理化学研究所で作られたようですが、ちゃんとした名前がなく 「ウンウン」と呼ばれています。
 これはIUPAC命名法で、数字に対して名前が与えられていて ”ウン=1”なので 「ウンウン」は原子番号が110番以降ということになります。
今後、複数合成して再現性を確かめるなどして、データを補強すれば、将来、113番元素の命名権があたえられる可能性があるようです。
各国は 技術の粋を集め、周期表の拡大に血道をあげているのが現状のようです。

周期表の元となる周期律を提唱したメンデレーエフも 今の状況までは予想できなかったでしょうね?

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放射性物質の除去

 仙台市泉区の歯医者 まつざき歯科医院の院長です。

 福島原発の放射能漏れ事故は 遅々として進まず なかなか好転しませんが…
水に溶けた放射性物質を効率よく捕まえて沈殿させる可能性のある粉末が開発されたというニュースがありました。
太田富久金沢大教授(天然物化学)とクマケン工業(秋田県横手市)が開発したそうで、天然のゼオライトなど数種類の鉱物や化学物質を混ぜてある粉末です。
放射性ではないセシウムを使って実験し、ほぼ100%除去できたようです。また ヨウ素やストロンチウムでも同様の結果だったようです。
「放射性であってもなくても、化学的な性質は同じなので応用は可能だ」ということのようですが、それならば早く実用化して欲しいところです。

 現実的には フランスのアレバ社が汚染水処理の主要機器を提供し、東芝が排水システムを担当するようですが、6月に稼働する予定を前倒しにして5月にするようです。
但し、CEOのコメントを聞くと かなり高額の契約金となりそうです。
現時点では 早期安定が何よりも大事ですから 金額で躊躇している余裕はありませんね。

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2つの太陽

 仙台市泉区の歯医者 まつざき歯科医院の院長です。

 冬の大三角形を形作る オリオン座のベテルギウスが 2012年に星の最後を迎え超新星爆発し、地球にとって2つ目の太陽となる可能性があるようです。
超新星爆発とは、星がその一生を終え、最後に大爆発を起こす天体現象ですが、ベテルギウスには 爆発の前触れとなる減少が各地で観測されており、いつ超新星爆発をしてもおかしくない状態のようです。
 ”もし超新星爆発が起きた場合、少なくとも2週間は2つの太陽が見られることとなり、その間、夜はなくなる”という可能性があるようです。
そうなると 地球環境にも大きな影響を与えそうですが、ベテルギウスは地球から640光年離れているので”明るくなる以外の危険性はない”と説明しています。本当でしょうか??
 もっとも、地球から見えるベテルギウスは640年前の姿なので、実際のベテルギウスはすでに爆発している可能性もあるようです。
 今年とは 限らないようですが、近い将来ということでは意見が一致しているようです。
 
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皆既月食

 仙台市泉区の歯医者 まつざき歯科医院の院長です。

 本日は 満月が地球の影にすっぽり隠れる皆既月食が全国で見られるはずでした。あいにくの空模様でそうはならなかったようですが…
皆既中の月は普通はオレンジ色ですが、今回はアイスランドの火山噴の影響で、赤黒い色だったようです。
 本来は 地球の陰で月は光って見えることはないのですが、地球の大気の影響で波長の長い赤い光だけが届くので 月が赤く光って見えることになるようです。
今回は地球の大気の汚れによってその赤さが黒ずんだようになってしまったようです。
 次回の皆既月食は 3年後の”2014年10月8日”とのこと。
さて次の月食の色はどうなっているのでしょうか?

 月食の色に関してはこちらをクリック!

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あかつき

 仙台市泉区の歯医者 まつざき歯科医院の院長です。

 金星探査機”あかつき”にトラブル発生のようです。
現在分かっているのは ”セーフホールドモード”になっていると云うこと。
これは 探査機が(バッテリー切れを起こさないように)太陽電池パネルを太陽に向けてスピン安定した状態とのこと。
「金星への墜落 或いは 宇宙の彼方へ」という最悪のシナリオは回避されているようですが…
 「はやぶさ」も機体が完全ではなかったにも関わらず、成果を上げることができたので 「あかつき」にも同様の期待をしているようす。
 250億円をかけたプロジェクト 
逆噴射をして金星の軌道に乗せるために燃料の60%を消費するので そのチャンスは一回限りということですが、もっと確実性の高い方法は無かったのでしょうか?
 JAXAでは あかつき特設サイト があります。今後の情報が待たれます。

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