仙台市泉区の歯医者 まつざき歯科医院の院長です。
先日 ”サルコペニア肥満”がTVで取り上げられていました。
加齢性筋肉減弱症のことです。
ただの肥満よりも 生活習慣病のリスクが高くなることが怖い点です。
メタボリックシンドロームよりも 筋肉が減少することで基礎代謝量が低くなるので 糖尿病等の成人病のリスクが高まると云われています。
40歳を越えると 年に1%の筋肉が減少することが知られているので 同じ量の食事を摂っていれば 必ず太ることになります。
サルコペニア肥満の怖いところは 見た目的には気づきにくい点です。 筋肉よりも比重の軽い脂肪が増えることで体重はあまり変化しないことも多いからです。
注意することは 運動をしないで食事制限だけでダイエットをすると脂肪のみならず 筋肉も減らしてしまうので サルコペニア肥満体質をつくることになってしまいます。
体重が減っても体脂肪率が上昇してしまっている場合もあるようです。
筋肉の減少は老化現象のひとつですが、実際には25歳ぐらいから始まるようです。さらに筋肉の減少は一生続くので 運動しなければ筋肉は減る一方となってしまいます。
筋肉量のチェックとしては ”椅子に座った状態から片足で立ち上がれるかどうか?” があります。
30歳代までの人が片足で立ち上がることができなければ、筋肉が不足し始めている証拠で 30歳代で、片足で立ち上がることできなければ、80歳代では自分で立ち上がれなくなってしまう可能性が高いそうです。
筋肉量の低下を防いでいかなければ、肥満だけでなく、寝たきりになる可能性も高くなってしまいます。
対策としては、筋力トレーニングとたんぱく質を多く含む食品の摂取により、筋肉量を増やすことが求められるようです。
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