唾液の特性

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 仙台市泉区の歯医者 まつざき歯科医院の院長です。

 唾液(だえき)には サラサラ唾液とネバネバ唾液がありますが、それぞれ成分や働きが異なっています。
また 食事などの刺激によって分泌される唾液(反射唾液)とそうでないときの唾液(安静時唾液)では サラサラとネバネバの割合が異なります。 反射唾液の方が 安静時唾液よりもサラサラの割合が多くなります。

 サラサラ唾液=漿液(しょうえき)性唾液(副交感神経)
  リラックスしている時に分泌され、食事の際に多く分泌され、アミラーゼなどの消化酵素が多く含まれています。
  唾液によって食べ物を湿らせて飲み込みやすくしたり、口の中を洗浄して中性に保つ性質があります。

 ネバネバ唾液=粘液性唾液(交感神経)
  緊張状態やイライラしている時に分泌されやすく、細菌を絡めとって体内への侵入を防いだり、口の中の粘膜を覆って傷つきにくくし、粘膜を保湿するなどの働きがあります。

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