仙台市泉区の歯医者 まつざき歯科医院の院長です。
バスケットのリバウンドではありません。
減量後に 体重が戻ってしまう方のリバウンドです。
生物は 食べ物を食べ、排泄し、細胞を合成し、分解する過程で 動的平衡を保っていますが、取り込んだ分と消費した分のエネルギーが同じで 合成と分解の速度が同程度に進んでいれば 極端に太ったり、痩せたりはしません。
但し、生物的にピークである20代を過ぎると 代謝能力が衰え、同じように食べて排泄しても エネルギーとして使い切れないと その余剰分は体脂肪へと蓄えられることになります。
塵が積もるように少しずつ増加の一途を辿り、30代以降 放置しておけば 10年で10kg増ということも珍しくなくなります。(自然増量)
減量の権威 ウイング博士によると 減量指導等の介入後、少なくとも1年間、初期体重の10%減を維持出来た状態を減量成功と定義しているようです。(但し、これは超重量級のアメリカ人場合であって 日本人の場合は一定体重をキープし続ければ良いようです。)
また、体重を気にしてダイエットしては安心して本の生活習慣に逆戻りを繰り返す場合、一年以内に体重の大幅な増減を繰り返すと 何も気にせず(ダイエットをしない)マイペースだった人よりも大きく体重が増えてしまいます。(リバウンド)
問題なのは 食事制限ダイエットでは筋肉量まで減ってしまうことで この状態でリバウンドすると 筋肉量が経たまま内臓脂肪と皮下脂肪が増えて おなか周りにはより多くの脂肪が蓄積されてしまいます。
基礎代謝量が減った分だけ 次回のダイエットは 困難になってしまうわけです。
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