蒸留酒、焼酎の起源

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 仙台市泉区の歯医者 まつざき歯科医院の院長です。

 蒸留酒の起源は諸説あるようです。

 紀元前3000年代のメソポタミア文明や紀元前300年のエジプト文明に蒸留に使用したと思われる土器や海水やワインを蒸留した記述があるようですが、本格的に蒸留酒が造られるようになったのは12~13世紀の中国の雲南地方のようです。(蒸留酒製造の正式な記述が発見)

 蒸留酒造りが一般化したのは14世紀のヨーロッパで 当時流行したペストの治療薬として一気に広まったようです。
 蒸留酒造りは”錬金術”と云われ、ラテン語で「アクア・ヴィタエ」、フランス語で「オー・ド・ヴィー」ですが どちらも”生命の水”という意味だそうです。

 エジプト・アラブ諸国では蒸留機を「アランビック」と云い、アランビックを使用して造られた蒸留酒を「アラック」と呼んでいたようです。
 日本で焼酎を「荒木酒(阿刺吉酒)」は アラックが訛って出来た造語のようです。

 焼酎は 中国から伝わった言葉で「焼」は蒸留、「酎」はアルコール度数の高い濃いことを指しています。
韓国でも同じ字を当てていて 「焼酎(ソジュ)」と呼ばれています。

 いずれにしても 日本には15世紀頃 インドシナ半島から琉球に伝えられたという説が有力で 日本での蒸留酒の歴史は約500年、誕生の地は沖縄とされています。  

にほんブログ村 病気ブログ 歯・口・喉の病気へ

励みになるのでこのマークをクリックしていただけませんか? 宜しくお願いします。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。

コメントを残す

*