仙台市泉区の歯医者 まつざき歯科医院の院長です。
・30代以降 筋肉の量は245gずつ減っていく
特に運動習慣がない場合 筋肉の量は30代から徐々に減っていき、筋肉の断面積がじわじわと少なくなっていきます。 全身の筋肉がまんべんなく減っていくわけではなく、大きな足腰の筋肉は特に顕著となります。
40代中盤となると急激に筋肉の減り方が加速し、30代の緩やかな下り坂から 40代中盤からは崖のような下り坂のイメージとなります。
40代 体重70kgの男性の場合 骨格筋の占める率は35%程度で 重さにして24.5kgですが、このうち1% 245gが1年ごとに減っていきます。
当然ながら 10年では約2.5kgの筋肉が失われてしまいます。
・筋肥大のカギは3つの物質
昔は筋肉が太くなるためには乳酸がマストと云われていましたが、これは無酸素運動で糖質が使われる時に生じる代謝物質です。 研究が進むにつれてこのことは正しくないと判明しました。
最近の研究では 筋肉がさらされる環境がある時点で低酸素になり、その後高酸素になるなど トレーニングによる筋肉の内部環境の変化が筋肥大に影響するのではないかと考えられています。
この環境の変化によって 筋肉内である物質が作られ それが筋肉を成長させる因子となります。
”IGF-1” 別名 インスリン様成長因子 細胞の成長と発達に関わる物質でダイレクトに筋肥大に影響します。
”フォリスタチン” 筋肉を太くさせまいとする”ミオスタチン”の働きを抑える(フォリスタチンはミオスタチンの働きを阻害することで 筋肥大の下支えをする仕組み)
・3ヶ月のトレーニングで10年分の筋肉が養える
週2,3回の筋トレを行うと 厳密に云うと2週間程度で筋肉は太くなりますが、計測するのは困難な程度で 第三者が認知できるまでには 2ヶ月ぐらいのトレーニングが必要です。
オーソドックスな筋トレを3ヶ月間行うと 筋肉は10%程度太くなります。
これは筋肉の10年分のマイナス分です。
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