夏バテとウナギ

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 仙台市泉区の歯医者 まつざき歯科医院の院長です。

 ”暑さで夏バテ気味の人でもウナギを食べて元気回復”というイメージがありますが…

「脂肪の多いウナギは胃腸に負担をかけるのでかえって夏バテを助長することもある」と云う説もあるようです。

 夏バテは、暑さによるストレスや脱水で自律神経の働きが乱れるのが原因ですが、消化器系は、自律神経の一つである副交感神経に支配されており、脂っこい食べ物が胃腸に負担をかけると、自律神経のバランスがさらに崩れる可能性があるようです。

 ウナギは脂質のほか、ビタミンAやB1、E、カルシウムなどを豊富に含み 特にビタミンAは、かば焼き1人前で1日分の必要量を摂取できるほどで、栄養価の高い食材であることは間違いありません。
但し、「栄養不足だった昔と違い、今は高カロリーのウナギで補わなくても栄養は十分」なのでその必要性は低そうです。

 冷房が完備された今、屋外と室内の温度差も自律神経の働きを狂わせ、筋肉量が少なく冷えやすい人は、夏バテで胃腸をこわしやすい傾向があります。
なので 「バテ気味の人は、食べるにしても量に気をつける」ことが重要なようです。

ちなみに 土用の丑の日にウナギを食べるのは 諸説あるようですが、
 
江戸時代のうれない鰻屋が当時の名のある人(平賀源内)を使い、また日本古来から日常生活と深く結びついた陰陽五行説にひっかけて、客を呼び込むという宣伝をしたことが、現在の土用の丑の日に鰻を食べるという習慣を作り出したようです。

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