仙台市泉区の歯医者 まつざき歯科医院の院長です。
早食いは肥満の原因の1つと云われています。
良く咬まずに飲み込んでしまうので消化にも悪く、満腹中枢は血糖値の上昇を感知するのに時間がかかるので 早食いは肥満の原因と云われています。
「ゆっくり食べる」方法としては、時間を測ったり、1回で20回以上噛むと意識したりするなどがありますが、これらは長続きせずイライラしてしまう方が多いようです。
そこで 食べるスピードを自然とコントロールする方法として
1.食器の数
懐石料理のように食器の数が多く、一皿に盛られている量が一口以下になると、口に運ぶ回数や食べている間に休む回数が増える
一皿に一口量の2~3倍盛られていると認識させること、仕切りのあるお弁当箱の利用が有効
2.BGM
アップテンポの方がバラードのようなゆったりした曲よりも噛む回数が15%多くなる
3.食べ物の温度
35~30℃の場合と60~70℃で加温された場合を比較したところ65℃の状況では噛む回数が減少、但し、噛む時間は変化なし
4.同席者
面識のある人の場合は、口に運む回数の増加と食べている間に休む時間の延長により、食事にかかる時間が5.2分から7.2分に延長
環境が食事のスピードに影響を与えているようです。
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