仙台市泉区の歯医者 まつざき歯科医院の院長です。
日曜日も講演会に出席してきました。
テーマは ”MiCD”
”MiCD”とは Minimally Invasive Cosmetic Dentistry ” つまり、できるだけ歯を削らずに 審美的に仕上げることを目標とした歯科治療”です。
講演の中で プラスティックのような白い材料に含まれる”S-PRG”という成分には中和する機能が含まれており、酸性に傾いた歯の表面を中性に戻す働きがあるようです。
つまり 虫歯抑制の機能があるようです。
講義中に簡単な実験をしましたが、酸性の強い乳酸もほんの一瞬で中和され(紫から)緑色に変化しました。
ちなみに ”A”は 他のメーカーに含まれている同じような役割を持つ成分です。(Aを加えても色の変化は認められませんでした)
そしてこの成分を添加した歯磨剤が 近い将来 発売になるとのことでした。
他にも抗菌効果があるために歯垢(プラーク)が付きにくいと云う特徴もありました。
虫歯予防に関連して
既に ご存じの方も多いでしょうけど…
昔は ”母乳ではむし歯にならない”と云われていましたが、乳糖を分解するミュータンス菌(ムシ歯菌)もいますので 母乳を与えたまま(母乳が残ったまま)赤ちゃんが眠ってしまうのは 虫歯のリスクをかなり高めてしまうので要注意です。
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