仙台市泉区の歯医者 まつざき歯科医院の院長です。
バナナの成熟度によって、食べた時に得られる免疫活性化効果が8倍違うという話です。
バナナにはでんぷんを分解する酵素が含まれており、熟していくにつれて、でんぷん質を糖質へと変えていく性質があります。そのため、完熟して茶色くなったバナナはどんどん甘くなり、消化吸収もしやすい状態へと変わっていきます。
そして、実は熟していく過程で抗酸化物質もどんどん増えていき、さらにはTNFと呼ばれる”腫瘍壊死因子”がつくられていきます。これはがん細胞や異常な細胞を壊す物質です。
バナナを食べると白血球の数が増え、TNFが増えることによってがん細胞などへの攻撃力も高まり、結果的に免疫能力を高めるということにも繋がり、熟していない状態と比較すると8倍ほどの差となるようです。
一方、バナナの甘みを考えると、糖質が気になりますが、ミネラルや食物繊維、ビタミンのほかに、血糖値を下げる効果のあるカリウムも含まれており、2型糖尿病の予防も期待できる食品として知られています。
(但し、あくまでバナナが2型糖尿病に効くのは予防段階でのことなので 発症している人はきちんと医師の判断に仰ぐ必要があります。)
どうしても糖質が気になる人はピーナッツバターと一緒に食べると ナッツなどに含まれている脂質が糖質の吸収スピードを遅らせれてくれるため血糖値が急激に上昇することを防いでくれます。
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