顎や歯に悪い生活習慣3

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 仙台市泉区の歯医者 まつざき歯科医院の院長です。

 ”硬いものを咬むほど顎が強くなる”と云うのは誤りです!

よく咬むことは良いことですが、これは”咬む回数を増やすこと”で ”より硬いものを咬むこと”、”強い力で咬むこと”は逆効果です。
 よほど強い顎でない限り、毎日硬いフランスパンなどを食べ続ければ、顎や歯をはじめ、首や肩にまでダメージを与えてしまうことがあります。
元々 かみ合わせが良い人でも顎関節症を発症してしまうことがありますから 要注意です。

 正しい咀嚼(そしゃく)は むし歯予防のためにも効果的です。
歯の根を取り巻く歯根膜(しこんまく)は クッション性があり、よく咬むことで一本一本の歯が微細に動きます。
その動きによって 歯と歯の隣接した面が磨かれ 汚れが付きにくくなります。(これによって むし歯になりやすいと云われている隣り合った歯同士の接触部分のむし歯が予防されることとなります。)

 顎関節症は口の中だけのことが原因で起きるのではなく、それまでの生き方や生活習慣の結果によるものです。普段から自分の姿勢や食べ方、心の状態などに意識を向けることで予防につながります。

にほんブログ村 病気ブログ 歯・口・喉の病気へ

励みになるのでこのマークをクリックしていただけませんか? 宜しくお願いします。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。

コメントを残す

*