ただ咬むだけでなく2

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 仙台市泉区の歯医者 まつざき歯科医院の院長です。

 昨日の続きです。
咬み方が重要だという話しです。

”チョッピング”ではなく”グラインディング”

”チョッピング”とは歯を単に上下させるだけの咬み方
”グラインディング”とは 臼歯(きゅうし)本来のすり潰しながら咬む「臼磨(きゅうま)運動」です。

 グラインディングにより 上下の顎の骨は(アーチが)大きくなり乳歯よりも本数が多く大きな永久歯を受け入れるスペースを確保することができます。
さらにグラインディングを続けると バラバラの方向に生えてきた歯が上手く咬みあるようにキレイなアーチを描くように並んでくるのです。
つまり 正しい咬み方(グラインディング)をすると歯並びが良くなるのです。
当然 良く咬むことで だ液もたくさん分泌されるので 虫歯にもなりにくくなります。(キレイに並んでいるので歯みがきもしやすいですし…)
 縄文人と現代人では 顎の大きさそのものは変化なく、(縄文人の歯は垂直に生えているのに対して)現代人は歯が内側に傾斜しているので アーチが小さくなっているという研究報告もあります。

 昨日もコメントしましたが、だからといってむやみに固いモノを食べることは誤りですので注意してください!

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