堅い食品

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 仙台市泉区の歯医者 まつざき歯科医院の院長です。

 世の中は”軟食化”していることはご存じでしょうが…
昔からの食品には かなり固いモノがありました。

ハジキ豆 そら豆を乾燥したもので、咬んだときパキッと音がして 歯が折れたのか豆が砕けたのか分からないような音がするそうです。固い豆菓子ナンバーワン!

氷下魚(こまい) タラの1種で”カンカイ”とも呼ばれ 完干ししたものは 皮も固いし,身も固く、炙れば少し柔らかくなるようですが、食べるのには顎の力よりも腕力が必要?とのこと。いわゆる酒の肴 ”トバ”のようなものです。

みそ入り大垣せんべい 折ってないモノ、二つ折りのモノ、四つ折りのモノがあるようです。材料に卵を使用していないので、独特の堅さが保たれているとか…勿論 四つ折りが一番固い!

くろがね堅パン 官営八幡製鐵所従業員のカロリー補給食として開発されたモノ
製鉄所で作られたから鉄のように堅く、噛めば噛むほど味がでるとのこと。
「甘味をおさえてヘルシー」と云う謳い文句ですが 歯にとっては決して「百害あって一利なし」です。

スプリンツチーズ スイスのチーズで圧力をかけて作り その後3年程度熟成させたモノ 時間が経つにつれてより固くなり、下手なナイフでは刃がこぼれてしまうとか…

 堅い食品を食べることは 決して健康に繋がりません。
歯や歯肉 そして顎関節に大きなトラブルを起こす危険性がありますので ご注意を! 正しい姿勢で食事を取れば 柔らかいモノでも咀嚼回数を増やすことは可能です。

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