仙台市泉区の歯医者 まつざき歯科医院の院長です。
ノーベル賞の発表の時期となりました。
最有力視されていた京都大の山中伸弥教授は残念ながら受賞できませんでした。
ヒトの様々な細胞になれる”iPS細胞”(人工多能性幹細胞)を初めて発表した功績は大きいですが まだまだ歴史が浅いということのようです。
今回受賞した 英ケンブリッジ大名誉教授のロバート・G・エドワーズ氏は、1969年に初めてヒトの卵子を試験管内で受精させることに成功し、1978年に世界で初めてヒトの体外受精に成功し、不妊治療を大きく進展させたことが評価されたわけですから…
2008年には日本出身の4人が同時に受賞しましたが、その研究も20~30年に発表されたものでした。ノーベル本人は一年前の新しい研究に対して賞を贈りたいと考えていたようですが、受賞者を決定する側としては”時間が経過しても間違いのないモノ”に対してという意識が強いようです。
明日には物理学賞、明後日には化学賞、10/8には平和賞、10/11には経済学賞、10/7ごろには文学賞が発表されるようです。
化学賞では 北川進京大教授、経済学賞では 清滝信宏米プリンストン大学教授が候補と上がっているようです。期待しましょう!