仙台市泉区の歯医者 まつざき歯科医院の院長です。
昨夜の報道ステーションで 睡眠時無呼吸症候群が取り上げられていました。
睡眠時無呼吸症候群といえば 肥満の方に多いイメージでしたが、標準体型の方(BMIが22)でも 発症する可能性があると云う内容でした。
ポイントとしては 下あごの大きさが小さく、若いときに比べて10kg以上太ってしまったことのようです。
下あごの縦の部分(下顎枝)の長さが短いために 下あごが後方に位置し、気道を狭くしていることが問題のようです。それに加えて太ったことで さらに気道が狭くなり 結果として無呼吸状態になりやすいようです。
顎の大きさが小さいこと(充分に育たないこと)は 小さい頃からの生活による部分が大きく 歯科の領域では ”顎関節症(がくかんせつしょう)”のみならず、虫歯や歯周病の原因にもなっています。
さらには 固いものを食べたり、無理に両側で咬もうとするなど 間違った情報でさらには悪化させることも少なくありません。
(歯科医でさえ 誤った知識を持っている場合もあるのですが…)
番組の中で紹介されていた(下あごが後退しないような)マウスピースですが、入れておくのは結構辛いようです。
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