仙台市泉区の歯医者 まつざき歯科医院の院長です。
大相撲夏場所の中日の白鵬―大砂嵐戦が、大砂嵐の休場により、白鵬の不戦勝となりました。
この取組には計40本の懸賞が懸けられていましたが、不戦勝だったため、白鵬は懸賞を受け取ることができませんでした。
そこで 懸賞金に関して
スポンサーは 相撲協会に1本あたり6万2千円支払ますが、土俵で力士が受け取っているのは3万円で、残りは、納税用に2万6700円(積み立て)、協会が手数料として5300円を天引きしています。
(かつて、もらったお金を全部使ってしまい、翌年に所得税を納められなくなるお相撲さんもいたために、相撲協会が力士の名義でお金を積み立てて、来年の納税用に残しているそうです。)
大相撲の懸賞が政治利用されないよう、個人名での懸賞は受け付けていません。
また、新たに懸賞を懸けるには「1日1本以上、毎日かけること」が条件となっています。
(お客さんの多い土、日曜日に集中しがちだからです。)
但し、ルールができるはるか前から懸賞をかけていた企業は 土日のみ5本しかかけなくても良いそうです。
スポンサーは、社名や商品名を染め抜いた「懸賞旗」を作らなければなりませんが、(旗を作る業者の指定はありませんが)両面を同じデザインにすることのほか、サイズは長さ120センチ、幅70センチと決まっています。但し、これにも例外があり、かなり昔に作られた異なるサイズの懸賞旗は今も使われているケースもあるようです。
懸賞は、最近増え続ける一方で 東京場所では、昨年9月の秋場所で15日間の合計が1381本になり、史上最多を更新しましたが、その記録を今年1月の初場所(1625本)で上回り、さらにこの夏場所では1800本程度になる見込みのようです。
1日の本数でも、1964年の初場所千秋楽の139本が、長い間、最多でしたが、この夏場所の初日に151本が懸けられ、51年ぶりに記録が更新されました。
さて 既にかけられていた懸賞は 相撲協会が企業側に連絡を取り、同じ日のほかの取組に懸け替えるか、懸賞そのものの提供をやめるかを選んでもらうようです。
中日の白鵬戦に予定されていた40本は、23本が横綱や大関戦などに懸け替えられ、17本が取りやめとなったそうです。
励みになるのでこのマークをクリックしていただけませんか? 宜しくお願いします。
最近のコメント