歯科関連

歯周病と早産・低体重児出産

 仙台市泉区の歯医者 まつざき歯科医院の院長です。

 出産時の羊水などは 歯周病菌の一種によって感染されていることがあります。
炎症性物質や歯周病菌そのものが 血管に入り込み、子宮を収縮させることによって 早産を引き起こすことが知られています。
そのため 歯周病菌の侵入を防ぐ口腔内のケアが重要となってきます。

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ポールポッツ

 仙台市泉区の歯医者 まつざき歯科医院の院長です。

 CMで有名になった”ポーツポッツ”はご存じかと思いますが…
残念ながら 以前の「YouTube」で”奇跡の大逆転”と我々に感動を与えたときほどの声は出ていないようです。
実は上の前歯を治しているようです。
確かに見た目は良くなったのですが、肝心の声の伸びを失ってしまったようです。
体は楽器なのです。歯の長さや出具合が違っただけでも声の質も変わってしまいます。義歯を使っている方の場合 歌を歌うときの歯と食事をするときの歯、そして見た目を重視した歯の条件をすべて兼ね備えることは難しいのです。
歯のデリケートさを痛感した出来事でした。
 
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歯周病と心疾患との関係

 仙台市泉区の歯医者 まつざき歯科医院の院長です。

 動脈硬化が原因の心疾患や脳血管障害は、日本人の死因の2、3位です。
歯周病で歯を失った人の心疾患のリスクは 健康な人の2.5倍にもなります。
血管内壁に脂肪沈着することが動脈硬化を悪化させますが、その脂肪の中にはある種の歯周病菌が見つかっただけでなく その沈着も促進させることが知られています。
血管が狭くなることに加えて 糖尿病、肥満、喫煙などがあるとさらにリスクが高くなってしまいます。

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歯周病と糖尿病との関係

 仙台市泉区の歯医者 まつざき歯科医院の院長です。

 歯周病に罹(かか)ると 歯肉の炎症によって生じた物質や歯周病菌からの毒素が血管に入り込み全身に広がります。
炎症で生じた物質は 肝臓の代謝を低下させ、ブドウ糖の代謝障害を促進します。
さらに 歯周病細菌からの毒素は インスリンの抵抗性を高め糖尿病を悪化させます。
また 糖とタンパク質が反応した結果できた物質が血管に沈着するため 歯肉の血管にも障害を起こし 歯周病を悪化させてしまいます。
 このように歯周病と糖尿病は 相互に悪影響を与え合うことになります。

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たけしの本当は怖い家庭の医学

 仙台市泉区の歯医者 まつざき歯科医院の院長です。

たけしの本当は怖い家庭の医学」では”歯髄炎”がテーマでした。
虫歯が原因ではなく 間違った歯みがきによる歯髄炎が紹介されていましたが、よほど力を入れて研磨剤の入った歯磨き粉をたっぷりつけて磨かない限り ひどい歯髄炎になることはないと思います。
歯髄炎にまでなってしまうと 基本的には神経を取らなければ治りませんが、その一歩手前の”知覚過敏”の頻度はかなり多く認められます。
番組内では 加齢で歯ぐきが下がって歯の根が露出してしまうことが”テッドゾーン”として評価されていました。歯の根が出てしまうことで知覚過敏になりやすくなることは事実ですが、それだけでなく 歯に加わる力の大きさや方向が変わることで
(見た目は変化なくても)「歯と歯ぐきの密着度がゆるむ」ことで 知覚過敏が発症することも多いのです。
 歯に加わる力の変化の原因としては 食いしばりや歯ぎしり、体の抵抗力の低下、ストレス、姿勢の変化、季節の変化などが挙げられます。

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細菌が原因でない虫歯

 仙台市泉区の歯医者 まつざき歯科医院の院長です。

 先週のNHKのTV番組”ためしてガッテン”の中で 「酸蝕歯」の話がありました。
虫歯や歯周病の原因は細菌ですが、酸蝕歯に関しては、細菌が関与しないというのが特徴です。
(健康のために良いと思って常飲している酢などで歯が溶けてしまうことがあります。)
 歯の表面のエナメル質は ”酸”によって溶かされてしまいますので 酸性度が高いと(pHの数値が小さいほど酸が強い)簡単に虫歯になってしまいます。

 私もはっきりとした数値を知らなかったのですが、

 栄養ドリンクは2.5、スポーツドリンクは3.8、ビールは4.6、ワインは3.3。

 飲み物のほとんどが酸性だったようです。

(スポーツドリンクは 砂糖が多く含まれているだけでなく 酸性度も強いのでいかに歯に悪いかがうかがい知れます。)

「夜歯みがきしたあとには、酸性の飲み物や糖分を含む飲み物は飲まないほうがいい」ということです。昼間、ときどき飲むぶんには、まったく心配いりません。だ液が酸を中和して元に戻してくれます。

ただし、昼間でも、ダラダラと飲み続ける場合は、「酸が歯を溶かす時間」が「歯を治す時間」を上回って、むし歯になりやすいので要注意です。
飲んだあとは、歯みがき! できない場合は、せめてうがいをしてください。うがいをすると、酸蝕歯に関してはある程度予防できると考えられています。

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歯周病と全身疾患との関係2

 仙台市泉区の歯医者 まつざき歯科医院の院長です。

 歯周病と全身疾患との関係が深いと云われているのが、「心疾患」「呼吸器疾患」「糖尿病」「骨粗鬆(こつそしょう)症」「低体重児出産」などです。
最近では 「メタボリックシンドローム」との関連も取りざたされ ”Floss or Die”(歯周病の予防か死か?)などという大規模キャンペーンが米国のマスコミに取り上げられました。
”Floss”とは「デンタルフロス(糸ようじ)」のことです。
今後 それぞれに関してブログでアップしていこうと思っています。

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歯周病と全身疾患との関係

 仙台市泉区の歯医者 まつざき歯科医院の院長です。

 今回は タイトルの内容を真面目にアップいたします。
たまには 歯科に関する専門的な情報も伝えなければなりませんから…

”歯周病”は 虫歯と並んで歯科2大疾患の1つですが、昔は「歯槽膿漏症」と呼ばれ 年齢ともに歯肉に炎症が起きて 歯を支えている骨が溶けて 歯が抜けてしまう老人の病気と考えられていました。
 19世紀末から 歯の根の先や歯肉に炎症があると その細菌が心臓や呼吸器などに影響を及ぼすという”歯性病巣感染説”が唱えられるようになり、抜歯が多く行われました。
 1990年代からは 様々な研究から歯周病が全身の病気に関係していることが報告されてきました。
歯周病は 口の中の”バイオフィルムプラーク(歯垢=歯周病菌)”が主な原因ですが、生活環境やその人の防御は反応の強弱などによっても影響を受けると言われてきています。

 この続きは また日を改めて… 

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ブログ村

 仙台市泉区の歯医者 まつざき歯科医院の院長です。

 ”ブログ村”の”歯・口・喉”に登録したのが 10/8(水)でしたので 一週間弱で 堂々の(?)5位は うれしい限りです。
 歯の治療に関して投稿している方々に混じって 治療に関係ない内容がほとんどの私ですが、「それもまた良いかな?」と思って投稿しています。
今後も 挫折せずに ブログを続けたいと思っておりますので 今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

近いうちに ”ブログ村”にも写真を登録する予定です。

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