仙台市泉区の歯医者 まつざき歯科医院の院長です。
昨日、「福島第一原発で作業に当たっていた60代の男性が体調不良を訴え、意識不明の状態でいわき市内の病院に運ばれたが、死亡が確認された」とのニュースが流れました。
死因は明らかになっていないようですが、元々過酷な環境が原因と問題となっており、作業員の健康管理の把握や作業環境の見直しが求められそうです。
防護服は密閉性が高く 高温多湿の作業現場では熱中症も心配されます。さらに今後の気温の上昇により さらに作業環境が劣悪になる可能性が高くなります。(既に、気温は34~41度、湿度は94~99%に達しているようです。)
また、寝袋や毛布をかぶった雑魚寝で、物資補給が不十分なため食事はレトルト食品など保存食が中心で、常勤医師がいないことも判明しています。生活面が改善しなければ、作業員に疲労が蓄積し、思わぬ人為ミスが発生しかねないとも懸念されています。
このような報道がされている中 「東電の役員報酬は50%削減しても 3600万円」とあっては 誰も納得しないですよね?