口臭と歯周病

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 仙台市泉区の歯医者 まつざき歯科医院の院長です。

 歯周病によって口臭が強くなることは一般的に知られていますが、口臭の原因となる硫化水素が歯周病を悪化させることが岡山大学大学院医歯薬学総合研究科の研究グループが解明し、25日に発表しました。

硫化水素が(口の中の)細菌による毒素に作用し、歯を支える「歯槽骨(しそうこつ)」を溶かす細胞を増やすことで歯周病が悪化するというメカニズムを解明したようです。
 以前から口腔内の硫化水素が歯周病を進行させる一因と考えられていましたが、詳しい仕組みを解明したのは世界初とのこと。
(ちなみに 硫化水素は口腔内の細菌の代謝によって発生します。)

これにより 口臭治療が、歯周病の治療や予防にもなると期待できます。
 
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