仙台市泉区の歯医者 まつざき歯科医院の院長です。
「神の粒子」とは物質の質量の起源とされる「ヒッグス粒子」のことです。
物質を構成する素粒子のうちで 唯一 発見されていないモノで 他の素粒子に質量を与える役割をしていると考えられています。
宇宙の始まりとされているビッグパン直後では すべての素粒子は光速で動き、質量もゼロの状態ですが、温度の低下に伴い、素粒子が質量を獲得し現在の世界ができたと考えられているようです。
素粒子が質量を得る仕組みは 世界が”ヒッグス場”に満たされているためだと考えられています。
”ヒッグス場”とはプールや海のようなモノだと考えるとわかりやすく、つまり 我々が水の中では動きにくいのと同じように ヒッグス場での素粒子はその抵抗によって動きにくくなり、速度が遅くなります。この状態を「質量を持った」ととらえられているようです。
実験も 陽子同士を光速近くまで加速させた上で正面衝突させると、1兆回に1回ほどヒッグス粒子が生まれると云うモノですから これまた大変そうです。
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