仙台市泉区の歯医者 まつざき歯科医院の院長です。
東日本大震災による受験生減少という危機感から、東北大学と福島大学が高校を行脚したようです。
東北大学は自校への進学実績の高い関東の有名進学校48校を、福島大学は東北地方と近隣三県の高校を中心に128校を訪ねて回ったようです。
受験生確保のために大々的に高校を行脚するなど史上初のことだそうです。
受験生の約半分が参加したある大学受験模試（8月）では 被災した東北三県の国立大学の志望者は岩手大が5％減、東北大学が13％減、福島大学にいたっては29％減だったようです。国公立全体では横ばいだったので、その減少ぶりは異常なほどです。
（10月の模試では、岩手大が8％減、東北大が7％減、福島大が21％減と、減少幅は小さくなったようですが…）
また、都内の大学を筆頭に、全国で入学金・受験料の免除や生活費支給の支援制度を相次いで設けており、これも皮肉なことに東北の受験生の地元離れの背中を押す形となっているようです。
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