唾液(だえき)の種類

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 仙台市泉区の歯医者 まつざき歯科医院の院長です。

 唾液に関して(パート2)

唾液には”サラサラ唾液”と”ネバネバ唾液”の2種類があります。
そして 唾液をつくる唾液腺(だえきせん)は 「耳下腺(じかせん)」「顎下腺(がっかせん)」「舌下腺(ぜっかせん)」の3大唾液腺と 唇や上あごに複数分布する「小唾液腺」があります。
 耳下腺は サラサラ、舌下腺は ネバネバ、顎下腺は サラサラとネバネバの混合を分泌します。

 サラサラ唾液 リラックスしているときに分泌され 食事の時に多く分泌されて デンプンを分解する”アミラーゼ”と云う消化酵素が含まれています。

 ネバネバ唾液 緊張状態やイライラしている時に分泌され、”ムチン”と云う粘性タンパク質が含まれており、細菌を絡め取って体内への侵入を防いだり、お口の中の粘膜を覆うことにより粘膜を保護する働きがあります。

  唾液は 1日当たり 0.5~1.5リットル分泌され、口に中には常に 2~3ml存在しています。
体内で循環している血液は 約4リットルですから いかに唾液の分泌量が多いかが分かりますね!

にほんブログ村 病気ブログ 歯・口・喉の病気へ

励みになるのでこのマークをクリックしていただけませんか? 宜しくお願いします。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。

コメントを残す

*