アディポネクチン

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 仙台市泉区の歯医者 まつざき歯科医院の院長です。

 脂肪細胞から分泌される重要なホルモンです。
”アディポネクチン”は 糖質の細胞への取り込みを促すインスリンの働きを助けたり、筋肉や肝臓で脂肪の燃焼を促したり、動脈硬化を改善したり等々 健康を保つために働いています。

 男性が太って内臓脂肪が増えると アディポネクチンの量が減少してしまいます。
内臓脂肪には多くの血管が存在するからです。

 呼吸する動物の体内には 必ず活性酸素が存在しますが、この活性酸素も血液によって運ばれて 身体の組織を酸化させてしまいます。
内臓脂肪が増えると 活性酸素が取り付き、これを酸化して炎症が起きますが、白血球の一種のマクロファージが集まってきて 炎症が起きた部分を修復してくれますが、同時にアディポネクチンの分泌を減らし、”悪玉アディポサイトカイン”というホルモンの分泌を促進します。
このホルモンは生活習慣病を引き起こす原因となり、病気が発症する可能性が大きくなります。

 女性の場合には皮下脂肪に血管がほとんどないために 活性酸素をにさらされることが無く アディポネクチンの量が減ることはありません。但し、女性の場合は加齢とともに エストロゲンの分泌が減少して 内臓脂肪が蓄積されやすくなってしまいます。
そのため 内臓脂肪が増える前に痩せる必要があるのです。

 この続きは また後ほど…

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