焼酎の話3

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 仙台市泉区の歯医者 まつざき歯科医院の院長です。

 全国各地で焼酎は製造されていますが、やはり焼酎王国は九州地方のようです。

沖縄県:泡盛 米麹を原料としたもの
日本で最も古い歴史を持つこと、
元々は琉球の王様や貴族しか飲めなかったこと、
熟成の概念が高いこと、
アルコール度数が高いモノが多いこと、
主にタイ米が使用されていること、
米麹100%で造られること、
黒麹菌を使用することから複雑で重厚な香味に仕上がること、
琉球ガラス、抱く瓶、カラカラなど泡盛専用の酒器が存在し、独特の飲酒文化を形成していること

鹿児島県:芋焼酎、黒糖焼酎
芋焼酎
黄金千貫、紫芋など原料芋のバラエティーに富むこと
黒麹菌、白麹菌、、黄麹菌など 麹カビ菌の種類を使い分けること
お湯割りで飲まれることが多いこと
前割りなど こだわりの飲み方が存在すること
黒千代香などの専用の酒器が存在すること
黒糖焼酎
日本で唯一糖質原料から造られた焼酎であること
昭和28年から許可された歴史の新しい焼酎であること
同様のサトウキビ類を使用するラムなどと比較すると米麹の風味が効いていること

熊本県:米焼酎(球磨焼酎)
熊本県人吉地方で造られる米焼酎は”球磨焼酎”と呼ばれる
減圧蒸留で造られた端麗なタイプから常圧蒸留で造られ濃醇なタイプまで様々に存在する
生(き)(ストレート)のまま割らないで燗をする直燗(じきかん)という飲酒スタイルが存在すること
ガラとチョクという直燗専用の酒器が存在すること

長崎県:麦焼酎(壱岐焼酎)
麹に米を使用する割合が多い(大麦2に対して米麹1)こと
米麹由来のふくよかな香味が特徴であること
焼酎朝鮮伝来説を有力視していること

大分県:麦焼酎
昭和50年前後の1村1品種運動の中で開発されたこと
非常に軽快でスッキリした香味が多いこと
スッキリとした軽快な香味は時代のにニーズとマッチし、瞬く間に全国を席巻したこと

清酒製造地であった佐賀県、福岡県などでは清酒粕を使用した””粕取焼酎”が伝統的に行われていたこと
宮崎県では芋焼酎を始め、蕎麦など様様な穀類を原料とした焼酎が存在すること

伊豆諸島:罪人の流刑地でしたが、芋焼酎や芋と麦をブレンドした焼酎が作られていること 等々

 

     
 

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