日本ワイン

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 仙台市泉区の歯医者 まつざき歯科医院の院長です。
 
”日本ワイン”とは 「日本ワインを愛する会」の会長 山本博氏が命名したもの(2003年)
当時、日本で造られたワインは、輸入ワインに対して国産ワインと呼ばれていましたが、国産ワインはたとえその中身が海外からの輸入原料でも、日本で製造しさえすれば国産を名乗ることができたようです。
中には大型タンクに海外の安いワインを輸入して日本でブレンドしたり、輸入した濃縮果汁を国内で水を混ぜて発酵させたものが登場したりと、当時は国産ワイン=産地のはっきりしない代物、といった胡散臭さが払拭できない状況だったようです。

日本の真面目な生産者が造った素晴らしいワインを知っていた山本氏は そういった輸入原料のワインと本物の国産ワインを区別すべく、日本で収穫されたブドウだけで造ったワインを”日本ワイン”と呼ぼうと宣言しました。

その効果は絶大で この定義はマスコミにも取り上げられ、現在ではワイン専門誌でもこの言葉はすっかり定着しました。
さらに海外の研究機関やワイナリーで勉強した若い醸造家が 世界トップ水準の栽培や醸造技術を身につけ、続々と日本で高品質なワインをリリースしはじめ、レストランや販売店でも日本ワインというジャンルが確立したようです。
そして ブルゴーニュやカリフォルニアといった世界のワイン産地の一つと数えられる存在となっていったのです。

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