仙台市泉区の歯医者 まつざき歯科医院の院長です。
内舘牧子さんは今場所で10年間の横審の任期が満了になります。
内舘さんと云えば 横綱朝青龍への苦言が有名ですが、協会や師匠に対しても嘆いていました。
「死に体で土俵に上がるな」ということです。
千代大海関は 今場所大関復帰を目指していることは 昨日のブログに書きましたが、先場所(九州場所)で既に”引退”を口にしながら土俵に上がったことに対して問題視しているようです。
これは「死に体で九州場所の土俵に上がりますが、進退は初場所です」と明言していることになるようです。
かつて 元大関小錦が14日目を取らずに突然の引退となったのは 「明日で引退だ」と口にしたことを耳にした先代高砂親方が「引退を口にするような力士を土俵に上げるわけにはいかない。対戦相手に対して失礼だ」と怒ってその場で引退勧告をしたためのようです。
小錦は最後の土俵を親に観てもらうためにハワイから親を呼び寄せていたにも関わらず 師匠の”引退を口にした力士は土俵へは上げないのが相撲道”ということから その姿を見せることなく引退することになったようです。
内舘さんはこの12年前の圧倒的な美意識に惚れ惚れしていたようですが、今では「土俵上でのガッツポーズ」も認められる(?)ほど美意識が壊滅状態になってしまったと嘆いていました。
神事としての相撲ではなく、「単なるスポーツに生まれ変わったら?」とまで苦言を呈していました。
「朝青龍はスポーツ選手としては大好きなタイプだけど 横綱としては?」という発言もわかりますね?