仙台市泉区の歯医者 まつざき歯科医院の院長です。
チリ中部でマグニチュード8.8の巨大地震が発生しました。
78人の死亡が確認され、チリ沿岸部には津波が押し寄せ、M6.9を含む余震が続いているようです。
この地震による日本への津波は明日の午後1時頃になると予想されています。
チリ地震津波と言えば 1960年のものが有名ですが、そのときのマグニチュードは9.5でしたので 今回はその1/20程度のエネルギーになるようです。
(マグニチュードは 地震のエネルギーを表していて 1大きくなるとそのエネルギー量は32倍になります。ですから2大きくなると 1024倍(32*32)にもなります。)
津波の速度は、深さ5千メートルではジェット旅客機に相当する時速800キロ。ところが、深さ50メートルでは時速80キロに減速。日本列島に近づき浅くなるにつれて遅くなった波が、うしろの高速の波に押され、高さを増すととのこと。
さらには 三陸沿岸などのリアス海岸では、一気に波が狭い場所に集中するため、さらに高さを増すようです。
先ほど 東北大学の今村教授がコメントしていましたが、”最近は津波注意報や警報を発令しても非難しない人が多い”とのこと。
その時間帯に海へ近づくのは絶対にやめて欲しいとのことでした。
遠隔地で起きた地震のため また津波の到着まで1日がかりだと云うことも手伝って 緊張感も薄れてしまうのでしょうね?さらには興味本位でわざと海に近づいてみたり…
津波は高波と違って1つの波ではなく その高さを持った塊としてやってくるものですから 決して侮ってはいけないもののようです。