口蹄(こうてい)疫

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 仙台市泉区の歯医者 まつざき歯科医院の院長です。

 口蹄疫の被害はかなり深刻なようです。

ウィルスが原因ですが、ヒトには感染しないこと、たとえ感染した家畜の肉を食べてもヒトでは発症しないこと、日本では感染した食肉が流通することはないこと等々で
鳥インフルエンザや新型インフルエンザに対する恐怖心とは違っているようです。
 さらには 宮崎県に集中していることで 他の地域では危機感が薄いことは否めません。但し、これが全国的に広がってしまう危険性を含んでいるようで 自覚症状がないヒトが移動することで 他の地域へも広げてしまうことがあるようです。

 また ブランド牛”宮崎牛”の種牛にも感染が認められたことは 関係者に大きなショックを与えているようです。
幸い エース級の種牛は 隔離されていて無事のようですが、他の地域への感染を防ぐために 競り(せり)も行われていないため 農家の方々の収入が絶たれている状況のようです。(えさ代は掛かるけど 収入が無い上に 仔牛も10ヶ月を過ぎると価格も下がってしまうとのこと。)
 本来は 口蹄疫に対するワクチンはあるようですが、ワクチンを接種している国の食肉の価格は下がってしまうので 日本ではワクチンの接種はしていないとのこと。
手塩にかけた牛や豚たちが ワクチンがあるにも関わらず処分されてしまうもどかしさ 農家の方々はさぞかし辛いことでしょう。

 さらには 政府の対応の遅さも被害拡大を増長していると非難されています。
予想を遙かに上回る感染の拡大とは言え 一ヶ月経ってからの対策本部の設置とは…米軍普天間移設問題に続く「失政」となる可能性も指摘されています。
 (イギリスのように 徹底的は対応が必要なようです。)

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