Ai

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 仙台市泉区の歯医者 まつざき歯科医院の院長です。

 昨日 海堂尊氏のことをブログにアップしましたが、”Ai”に関しての記事がありました。
”Ai(Autopsy imaging)”とは「死亡時画像診断」のことで CTやMRIなどで撮影された画像から、死亡時の病態把握、死因の究明などを行うシステムです。
海堂氏の小説の中でもよく取り上げられていますが、従来の”解剖”に固執する(?)人たちと”Ai”を推奨する人たちとは意見が相容れないようです。
体表からだけでは 死因を判断するには限界がありますが、Aiを取り入れることにより正確な判断が可能になり、また解剖と違ってその画像を保存することで証拠の保全にもなります。さらには ご家族の「解剖の同意は得られない」場合でもAiならご遺体を傷つけることなく 死因を確定できるなどの利点があります。
 但し、Aiの欠点はその費用をどこから拠出するかと云うことのようです。
亡くなった人に対しては費用を出さないという厚生労働省の姿勢が窺い知れると海堂氏の「螺鈿迷宮(らでんめいきゅう)」では述べられていました。

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