催促相場

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 仙台市泉区の歯医者 まつざき歯科医院の院長です。

 日経平均株価は、9000円を割り込みました。
2009年11月のドバイ・ショックの際でも割らなかった日経平均9000円の大台を24日の東京市場は下回りました。
心理的な「節目」とされる9000円を割ったことで、政府・日銀に対し、金融緩和策などへの期待が一層強まりそうです。
菅直人首相と白川日銀総裁の会談が肩透かしに終わり円高が進行し、市場は失望感を抱くと同時に「催促相場」の様相を強めているようです。
 最大の要因は円高です。1ドル90円前後の企業の想定為替レートを超える85円レベルの円高が続いていて、日本経済のけん引役である輸出企業の収益が圧迫されることが懸念されています。
但し、円高への有効な対抗策は見当たらなく、大量の為替介入ができるような環境ではないようです。

 菅首相が「為替の急激な変動は好ましくないので、注意深く見ていきたい」「経済界からも話を聞き、検討を進めていきたい」と述べたようですが、これって何もしないことを公言しているようなモノですよね?

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