仙台市泉区の歯医者 まつざき歯科医院の院長です。
前原外相の辞任により 菅政権はさらに窮地に追い込まれました。
菅政権を支えてきた前原氏が「政治とカネ」の問題で さらには外相という立場にありながら外国人からの違法献金を受けていたとあっては辞任もやむを得ないでしょう。但し、前原氏が辞任すると 菅総理の任命責任問題にも発展してしまうため2時間近くも必死に慰留するよう説得していたようです。
野田佳彦財務相、蓮舫行政刷新担当相の脱税事件関連企業によるパーティー券購入問題、専業主婦の年金救済策をめぐる細川律夫厚生労働相の不手際等もあり 「閣僚のドミノ倒しのような辞任」が起こる可能性が高まり 菅政権にとってはまさに”末期的な”状況に追い込まれました。
野党の反発で予算関連法案の成立が見通せなくなるために 前原氏の辞任を認めた格好ですが、これによって法案審議に協力を得られる保証はありません。
”八方ふさがり”どころか”崖っぷち”となってしまっています。