仙台市泉区の歯医者 まつざき歯科医院の院長です。
”サルコペニア肥満”(加齢性筋肉現弱症)とは、筋肉量が減少し、かつ肥満である状態です。
肥満とは体脂肪が一定よりも増加した状態ですが、サルコペニアとは筋肉が減少する老化現象です。
ただの肥満よりも生活習慣病のリスクを高め、歩行能力を低下させるために 命に関わる病気発症のリスク、寝たきりになるリスクを高める肥満です。
同じように生活習慣病のリスクを高めるのに有名な メタボリックシンドロームは 内臓脂肪型肥満+高血糖・脂質異常のうち2つの症状が当てはまるもの ですが、メタボは外見で分かりますが、サルコペニア肥満は 一見するとわかりません。
また サルコペニア肥満は 最近 若い年代にも広がりつつあり、 これは運動をせず、食事だけを減らすダイエットが原因のようです。つまり 体重のみ減らすダイエットは 筋肉が減少しただけで 脂肪がそのまま残っている可能性が高く、体重が減っても体脂肪率は上昇してしまいます。
筋肉量の現象は老化現象のひとつで 25歳ぐらいから始まり 一生続くので 運動をしなければ筋肉は減る一方なのです。
予防のためには 適度の負荷をかけた筋肉トレーニング(レジスタンス運動)とタンパク質の摂取を行い 基礎代謝量をアップさせて エネルギーを消費しやすい体を作ることが大切なようです。
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