歯科関連

ひみこのはがい~ぜ

仙台市泉区の歯医者 まつざき歯科医院の院長です。

 ”ひみこのはがい~ぜ”とは かむことの効用を表した語呂合わせです。
すなわち
 ひ:肥満防止
 み:味覚の発達
 こ:言葉の発音がはっきり
 の:脳の発達
 は:歯の病気予防
 が:がんの予防
 い:胃腸の働きを促進
 ぜ:全身の体力向上

 卑弥呼の時代は 食事に硬いモノが多かったせいか、1食あたり4,000回も咬んでいたと云われています。現在では”一口30回”が目安となっています。
但し 咬む回数を増やすことを目的に硬いモノを食べるのは逆効果ですので 要注意です!
 
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かむことは食育の入口

 仙台市泉区の歯医者 まつざき歯科医院の院長です。

 6/13(日)に 厚生労働省の後援を受け、日本顎咬合学会学術大会で「かむことは食育の入口」という演題の公開フォーラムがあります。
 ”かむ”ことは脳の発達に大きな影響を与えていますが、「キレやすい子供」「認知症のお年寄り」の要因として ”かむ”こととの因果関係が確認されてきています。
「よくかめばキレないボケない」という副題で行われる公開フォーラムは 東京国際フォーラムで行われます。
私も週末は東京に行きますが、別な研修会がありますので この講演を聞くことができないのは残念です。
 参加費は無料ですので 興味のある方は こちらをチェックしてみてください。

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歯科健診

 仙台市泉区の歯医者 まつざき歯科医院の院長です。

 昨日は 小学校の歯科健診のために休診とさせていただきました。
昨年までは 6月のむし歯予防週間に合わせて健診を行っていましたが、「今年は早めにしましょう!」ということで4月となりました。
(5月は連休や学校の行事(運動会等)があるので4月になったのですが 学校歯科医になって4月に健診を行ったのは初めてでした。)
昨日は 冬を感じさせるような天気でしたので 健診のための広い教室は(暖房が入っていたものの)足下から結構冷えました。
(同行したスタッフは足下に毛布を掛けての対応!)
校舎の周りには桜の花が咲いていたので 天気が良ければ清々しい気持ちになれたでしょうに あいにくの雨模様で残念でした。

 いつも思うのですが、学年によってクラスによって子供たちのカラーが現れます。
クラス毎でカラーが出るのは 担任の先生の影響が大きいのでしょうね?
また 1人1人で異なるのは 当然性格から来るものは勿論のこと 家庭での躾(しつけ)の要素も大きいと予想されます。
(ちなみに ポケットに手を突っ込んだまま健診を受けようとした子には 注意しました。)
私の「始まる前には名前を言ってね!」に対して「○○○彦 8歳 おひつじ座 B型です。」には笑いました。 

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講演会

 仙台市泉区の歯医者 まつざき歯科医院の院長です。

 本日は 日頃私が研修会でお世話になっている先生の講演会が東京でありましたのでスタッフともに参加してきました。
奥羽大学の卒後研修会でしたが、六本木ヒルズでの開催で なんと400名以上の歯科関係者が集まりました。(一つの大学が主催した研修会でこれだけの人が集まるのは珍しいことです!)
(場所も良かったのでしょうね?きっと…)
内容は咬合(かみ合わせ)に関してでしたが、日本人と欧米人の咀嚼(そしゃく)のパターンの違いやそのための食生活や生活習慣の違いの意味が明らかになってとても興味深いモノでした。
実は 今年の8月には東北大学でもその第二弾として”顎位(顎の位置)”についてのリレー講演があります。
これにもスタッフに参加してもらって咬合に関する知識の共有化を図ろうと思っております。
(これは患者さんにとっても福音となることでしょう!)

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東北大学の新世紀

仙台市泉区の歯医者 まつざき歯科医院の院長です。

 KHBのTV番組「東北大学の新世紀」(23:10~23:15)は 東北大学の教授あるいは准教授へインタビューを通して東北大学の最新・世界水準の研究を紹介するモノです。
昨日は 「口の健康を守る!」というタイトルで歯学研究科の小関健由教授が紹介されていました。
小関教授は 見た目は老けて見えますが(失礼!)私の大学時代の同級生です。
評価の高い論文を数多く発表して 母校の教授としてもどってきました。
(昔 習った先生を追い越して教授に就任したくらいですから いかに優秀かが理解できると思います。)
「口の健康を守る」と云うタイトルで分かるかも知れませんが、昔の分類では”予防歯科”の教授です。

 内容は 「東北大学の新世紀」の”今週の放送”を参照してください。
 
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総義歯

仙台市泉区の歯医者 まつざき歯科医院の院長です。

 昨日 診療終了後に講習会に行ってきました。
内容は ”総義歯(総入れ歯)”についてです。
実は 今週水曜日の東京での研修会も総義歯だったのですが…
 
 現在は ”インプラント”等による固定性の補綴物(ほてつぶつ:失われた歯を補うモノ)が主流になっている時代のように捉えられていますが、インプラントは必ずしも絶対的のモノではありません。
例えば インプラントを埋入しようと思ってもそこに十分な骨が残っていなければできませんし、重篤な糖尿病のような全身疾患を持っている方には 外科処置が禁忌なことも少なくありません。
 その点 取り外し式の義歯は 体に対する侵襲(しんしゅう)が少ないのが特徴です。「異物感があって…」というのが欠点ですが、”かみ合わせ”や唇・舌に接触する部分の形を整えることによって違和感の少ない状態にすることもできます。
そのためには お口の中の解剖学的形態や機能上の動きを充分に理解しなければなりません。このことは他の歯科治療を行う上でも非常に有効なので 「今更?」と思われるかもしれませんが、総義歯の講習会等が再び 注目を集めてきているのです。
 まだまだ勉強は続きます!

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開業記念日

 仙台市泉区の歯医者 まつざき歯科医院の院長です。

 平成8年4月3日にまつざき歯科医院が開業しました。
お陰様で 今年で15年目を迎えることができました。
これもひとえに スタッフは勿論のこと 周りの皆様方に支えられたからこそ と感謝しております。
新年度を迎えたことも合わせて 今後 ますます頑張っていこうとの思いを強くいたしました。
 今後ともどうぞよろしくお願いします。

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保険点数の改定

仙台市泉区の歯医者 まつざき歯科医院の院長です。

 新年度で いろいろと新しいことが始まりました。
相模原市も本日から政令指定都市になったんですね?
(不名誉なことですが、市の職員が逮捕された事件で知りました。)
これで全国19都市となりました。

 歯科関係で云えば 10年ぶりの点数アップとなりましたが、2年に一度の改定で連続して点数は下がり続けていたので 昔に比べればアップしたとはいえません。いろいろな処置が包括的に取り込まれた上に よく使う金属代が高騰しているのにも関わらず その点数が下がったりして 正直 驚いています。
 昨日は 本日の点数改定に合わせて PCのプログラム変更やら薬価の修正やらで 診療後に事務手続きに時間をとられてしまいました。
 お陰で 本日の診療は比較的スムーズに進めることができましたが、その後にも幾つかの修正を余儀なくされました。
 多分 今月いっぱい 細かな修正の通知があることと思われます。
 今回の改定に伴い 保険料もアップして患者さんの負担が増加しますが、我々のような小規模な診療所にとってもいろいろと制約が多くなって お互いにあまりメリットはなさそうです。
(大規模な病院等に恩恵がありそうな改定です。)

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PCfan

 仙台市泉区の歯医者 まつざき歯科医院の院長です。

 当院の待合室には 「PCfan」というPC関連の雑誌を置いていますが…
(以前は 2週間に1回の刊行でしたが 今では月1回、値段が倍になってチョッとした付録(例えばPCクリーニングキット等)が付いてきます。)
その5月号の ”男の科学”という連載記事に「歯のホワイトニング」が取り上げられていました。
エナメル質に薬剤を作用させること、効果は個人差があること、診療室で行う「オフィスホワイトニング」と自宅で行う「ホームホワイトニング」に関する違い等も記載されてあって ホワイトニングの概略を理解するのには分かりやすいものでした。
ちなみに ホワイトニングはブリーチング(漂白)とも云われたりしています。
当院でも オフィスホワイトニング専用の器械もありますので ご興味のある方は お気軽にご相談ください。
 
ちなみに当院で採用しているシステムは
 beyond whitening です。 
 
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歯科技工士さんの悲哀

 仙台市泉区の歯医者 まつざき歯科医院の院長です。

 先日の河北新報の一面トップに「歯科技工士嘆息」と云うタイトルの記事がありました。
歯科技工士とは 歯の詰め物や被せ物をつくる国家資格をもつ専門職ですが、”薄利””長時間労働””若手の離職”が問題となっています。
特に 卒後5年間で約70%が離職をするという”若手の離職”は深刻です。
専門学校への入学に関しても定員割れで 若手の離職率が高ければ 高齢化が進み さらには10年後には絶対数が不足することが予想されるからです。
 歯科技工士という仕事は 訓練を積むことによってそのレベルは上がりますが、その人本来の手先の器用さやセンスがあるとさらに素晴らしい技工物を作り上げることができます。
 実際には患者さんのお口の中で機能してはじめて評価されるのですが、(”院内技工”ではなく”外注”することの多い)現在の状況ではその評価をフィードバックできないこともマイナスになっていると思われます。
 ここ数日 複数の技工士さんと直接話をする機会が多かったのですが、納期に追われながらの長時間労働で思ったほどの収入を得られない状況は 将来に不安を感じるのは当然だと思いました。
若い技工士さんが希望を持って研鑽を積み重ねてレベルアップを図れるようなシステム作りは必要なのでしょうね?
(現実的にはかなり厳しい…)

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