歯科関連

臨床実習

 仙台市泉区の歯医者 まつざき歯科医院の院長です。

 アナウンスが遅くなってしまいましたが、先週から衛生士学校の2年生が当院に臨床実習に来ています。
週3回 9時~18時までのほぼ終日ですが、慣れない環境での見学は 結構疲れるモノです。
学校の教科書で習ったのとは異なった材料を使ったり、一回の治療で複数の歯に異なった処置をしていたりすると 何をやっているのか把握できないこともあるようです。
 大きな治療の流れをつかんでから その中の個々の術式の意味合いを考えてみることを勧めています。
その方が応用範囲が広くなりますから…
気になるのは 持っているテキストの内容がチョッと古びている点です。
(今ではほとんど使用しない材料が載っていたりします。)
知識としては必要かも知れませんが、より臨床に即した記載が望ましいと思います。(歯科技工士さんもそうですが、国家試験に合格するための知識や技術も存在するのも現実のようです…)

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ブラッシング指導

 仙台市泉区の歯医者 まつざき歯科医院の院長です。

 本日は昼休み時間を利用して 歯科健診をした小学校へブラッシング指導に行ってきました。健診が終わった後に恒例となっていますが、対象は1年生なので 理解しやすいように説明するのは結構大変です。
そこで 昨年からPCを使ってスライドショーで説明することにしました。
アニメーションを入れたスライドには興味を持ってもらえたようでしたので 今年は
日本歯科医師会のPRキャラクター”よ防さん”のDVDも追加してみました。これもまた好評!
それでも1年生では理解できない言葉がちりばめられていましたので 後で解説いたしました。来年もまたひと工夫して 子どもたちの好奇心に満ちた顔が見られるようにしたいところです。

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歯根膜

 仙台市泉区の歯医者 まつざき歯科医院の院長です。

 昨日は 仙台での講演会がありました。
その内容は ”歯根破折歯の治療”についてでした。
つまり 歯の根の部分(本来は 歯ぐきの下の骨によって覆われています)が割れてしまった場合の治療に関してです。
神経(正しくは”歯髄(しずい)”と云いますが)を取った歯はもろくて欠けやすくなっていますから 土台を立てて補強して被せたりするのですが、歯ぐきの下の深い部分に関してはその補強ができません。
そのため 根の部分が割れてしまうことがしばしばあるのですが、その場合は”抜歯”が基本治療となってしまいます。
 昨日の講演では その抜かなければらない歯を救う治療法に関してでした。
”歯根破折歯”の治療は今までも紹介されていましたが、系統立てて治療方法を選択するチャートでの説明でしたから とても参考になりました。
 但し 正しい治療法を選択してもその後の経過の善し悪しは タイトルにある”歯根膜”に掛かっています。
”歯根膜”とは歯と骨との間にある”クッション”の役割をするもので 健康な歯根膜があると治療成績がアップするのです。
 歯根破折歯に限らず、普通に機能している歯でも 気づかないうちに歯根膜にダメージを与えてしまうことがあります。
それは 硬い食品や食いしばりのような過度な力の存在です。また自覚が無くても首のセンサーの異常により許容量を超えた硬さの物を食べてしまうことも有ります。知らないうちに首にダメージを与えてしまうのは 日常の姿勢です。
気づかないうちに首に負担が掛かるような姿勢を取っていることが多いので要注意です。硬い食品を食べることが健康につながるという常識(?)は 誤りですのでご注意下さい!

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”ポケットドルツ”

仙台市泉区の歯医者 まつざき歯科医院の院長です。

 人気で品薄と云われている”ポケットドルツ”を購入してみました。
ポケットドルツ”とは 携帯用のコンパクトな音波ブラシです。
普通の電動歯ブラシよりもより振動数が多い”音波ブラシ”なので汚れ落ちが良いのが特徴です。
 歯ブラシとは思えないおしゃれなデザインと化粧ポーチにすっぽり入るコンパクトさ、さらには電動歯ブラシ特有の音も軽減して ランチの後の歯磨きをする女性をターゲットにした商品です。
 「日経トレンディ」や「PCfan」にも掲載されていましたし、NHKのTV「おはようニッポン」の”まちかど情報室”でも紹介されていました。
確か あるクイズ番組(「雑学王」?)の問題にもなっていましたから ずっと気になっていました。
本当は シルバーかブラックが欲しかったのですが、やむなく”オレンジ”をゲット!早速 使ってみましたが、本来の音波ブラシに比べると物足りなさを感じるものの携帯用にはうってつけ(電池を入れても45g!)という感じがしました。
充電式ではなく 単4電池一本で約180分使えるのもセールスポイントです。

 今までは 東京での研修会があるときには 携帯用ではない音波ブラシを持っていっていましたが、これからはポケットドルツで決まりです!

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ひみこのはがい~ぜ

仙台市泉区の歯医者 まつざき歯科医院の院長です。

 ”ひみこのはがい~ぜ”とは かむことの効用を表した語呂合わせです。
すなわち
 ひ:肥満防止
 み:味覚の発達
 こ:言葉の発音がはっきり
 の:脳の発達
 は:歯の病気予防
 が:がんの予防
 い:胃腸の働きを促進
 ぜ:全身の体力向上

 卑弥呼の時代は 食事に硬いモノが多かったせいか、1食あたり4,000回も咬んでいたと云われています。現在では”一口30回”が目安となっています。
但し 咬む回数を増やすことを目的に硬いモノを食べるのは逆効果ですので 要注意です!
 
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かむことは食育の入口

 仙台市泉区の歯医者 まつざき歯科医院の院長です。

 6/13(日)に 厚生労働省の後援を受け、日本顎咬合学会学術大会で「かむことは食育の入口」という演題の公開フォーラムがあります。
 ”かむ”ことは脳の発達に大きな影響を与えていますが、「キレやすい子供」「認知症のお年寄り」の要因として ”かむ”こととの因果関係が確認されてきています。
「よくかめばキレないボケない」という副題で行われる公開フォーラムは 東京国際フォーラムで行われます。
私も週末は東京に行きますが、別な研修会がありますので この講演を聞くことができないのは残念です。
 参加費は無料ですので 興味のある方は こちらをチェックしてみてください。

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歯科健診

 仙台市泉区の歯医者 まつざき歯科医院の院長です。

 昨日は 小学校の歯科健診のために休診とさせていただきました。
昨年までは 6月のむし歯予防週間に合わせて健診を行っていましたが、「今年は早めにしましょう!」ということで4月となりました。
(5月は連休や学校の行事(運動会等)があるので4月になったのですが 学校歯科医になって4月に健診を行ったのは初めてでした。)
昨日は 冬を感じさせるような天気でしたので 健診のための広い教室は(暖房が入っていたものの)足下から結構冷えました。
(同行したスタッフは足下に毛布を掛けての対応!)
校舎の周りには桜の花が咲いていたので 天気が良ければ清々しい気持ちになれたでしょうに あいにくの雨模様で残念でした。

 いつも思うのですが、学年によってクラスによって子供たちのカラーが現れます。
クラス毎でカラーが出るのは 担任の先生の影響が大きいのでしょうね?
また 1人1人で異なるのは 当然性格から来るものは勿論のこと 家庭での躾(しつけ)の要素も大きいと予想されます。
(ちなみに ポケットに手を突っ込んだまま健診を受けようとした子には 注意しました。)
私の「始まる前には名前を言ってね!」に対して「○○○彦 8歳 おひつじ座 B型です。」には笑いました。 

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講演会

 仙台市泉区の歯医者 まつざき歯科医院の院長です。

 本日は 日頃私が研修会でお世話になっている先生の講演会が東京でありましたのでスタッフともに参加してきました。
奥羽大学の卒後研修会でしたが、六本木ヒルズでの開催で なんと400名以上の歯科関係者が集まりました。(一つの大学が主催した研修会でこれだけの人が集まるのは珍しいことです!)
(場所も良かったのでしょうね?きっと…)
内容は咬合(かみ合わせ)に関してでしたが、日本人と欧米人の咀嚼(そしゃく)のパターンの違いやそのための食生活や生活習慣の違いの意味が明らかになってとても興味深いモノでした。
実は 今年の8月には東北大学でもその第二弾として”顎位(顎の位置)”についてのリレー講演があります。
これにもスタッフに参加してもらって咬合に関する知識の共有化を図ろうと思っております。
(これは患者さんにとっても福音となることでしょう!)

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東北大学の新世紀

仙台市泉区の歯医者 まつざき歯科医院の院長です。

 KHBのTV番組「東北大学の新世紀」(23:10~23:15)は 東北大学の教授あるいは准教授へインタビューを通して東北大学の最新・世界水準の研究を紹介するモノです。
昨日は 「口の健康を守る!」というタイトルで歯学研究科の小関健由教授が紹介されていました。
小関教授は 見た目は老けて見えますが(失礼!)私の大学時代の同級生です。
評価の高い論文を数多く発表して 母校の教授としてもどってきました。
(昔 習った先生を追い越して教授に就任したくらいですから いかに優秀かが理解できると思います。)
「口の健康を守る」と云うタイトルで分かるかも知れませんが、昔の分類では”予防歯科”の教授です。

 内容は 「東北大学の新世紀」の”今週の放送”を参照してください。
 
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総義歯

仙台市泉区の歯医者 まつざき歯科医院の院長です。

 昨日 診療終了後に講習会に行ってきました。
内容は ”総義歯(総入れ歯)”についてです。
実は 今週水曜日の東京での研修会も総義歯だったのですが…
 
 現在は ”インプラント”等による固定性の補綴物(ほてつぶつ:失われた歯を補うモノ)が主流になっている時代のように捉えられていますが、インプラントは必ずしも絶対的のモノではありません。
例えば インプラントを埋入しようと思ってもそこに十分な骨が残っていなければできませんし、重篤な糖尿病のような全身疾患を持っている方には 外科処置が禁忌なことも少なくありません。
 その点 取り外し式の義歯は 体に対する侵襲(しんしゅう)が少ないのが特徴です。「異物感があって…」というのが欠点ですが、”かみ合わせ”や唇・舌に接触する部分の形を整えることによって違和感の少ない状態にすることもできます。
そのためには お口の中の解剖学的形態や機能上の動きを充分に理解しなければなりません。このことは他の歯科治療を行う上でも非常に有効なので 「今更?」と思われるかもしれませんが、総義歯の講習会等が再び 注目を集めてきているのです。
 まだまだ勉強は続きます!

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