仙台市泉区の歯医者 まつざき歯科医院の院長です。
男性は「リンゴ型肥満」、女性は「洋ナシ型肥満」と云われます。
「リンゴ型」 腹全体がリンゴのように丸くせり出すタイプで 内臓脂肪によるものです。
内臓脂肪は 消化器で栄養を吸収するときに余ったエネルギーを”腸間膜”(腹膜)に蓄えられることによりできます。
「洋ナシ型」 下腹部やお尻に脂肪がたっぷりつくタイプで 皮下脂肪によるものです。
脂肪は外部からの刺激を緩和する緩衝材の働きがあり、また低温になっても体内の温度を下げないようにしてくれます。 これは子宮を守るためのものと考えられています。
女性ホルモンのエストロゲンは 皮下脂肪の増加を促す働きがあります。
また、男性の内臓脂肪は普通預金に 女性の皮下脂肪は定期預金にたとえられます。
内臓脂肪は 溜まるのも早いが減るのも早いから 普通預金、皮下脂肪は 溜まりにくいけど減りにくいから 定期預金 というわけです。
これは 血管の存在が関係していて 血管が多いと 脂肪を作る材料を送り込みやすく、遊離脂肪酸として血中に放出することも容易にできるため 太りやすく、やせやすいのは 血管の多い内臓脂肪です。
これが 男性の方が女性よりもダイエットは簡単だと考えている人数が多い理由にもなっているようです。
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